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知床花鳥風月綴 フィールドノート |
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2007年 8月 |
August 2007 |
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ある知床の自然を記録しています。01.02.03.04.05.06.07.08.09.10.11.12 |
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| < ハイマツのムシロ >
半島全体としては雪が少なかった(雪解けの早かった)この冬ですが、山の雪渓や吹きだまりの残雪は未だ多く(積雪の多かった昨年一昨年並)、今年が久しぶり(8年ぶり)に暑い夏であることも考えると、なぜこれほど残っているのか?今年の夏はこれまでのパターンに無い不思議な残雪と言えるかもしれません。 この冬、積雪は少なかったとは言え、山の風下斜面や凹地の積雪は、風によって既定レベル?まで吹きだまって、積雪はいつも通りと言えました。その分、風衝地の積雪は少なく、吹きさらしになったハイマツやコケモモなどの矮低木は枯れて、今年の稜線はあちこちで枯れ色のパッチが見られました。 6月、一時期低温が続きましたが、その後は暑い夏、8月には猛暑(道東沿岸地域で何日も30℃を超えればもう猛暑)雪解けは一気に進むかと思われましたが、その割には凹地など一部では進んでいません。 今年の残雪には特徴があって、吹きさらしで枯れたハイマツの残滓が覆い被さって、その枯葉の赤茶色と雪の白色で、赤白まだら模様になっています。 これはまるで「わらのむしろ」をかけた氷のようです。ハイマツの枯葉断熱が一役買っているのかもしれません。 |
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