- 2003/07/09
大沢
- 10日、大沢1の岩場・2の岩場(h2)の急斜面で滑落、雪渓につきだした岩にぶつかる事故有り。
大沢出会いから羅臼平直下まで、長くつながる大沢の雪渓は、1の岩場と続く2の岩場で傾斜が急になる。
羅臼側の登山道とは違い、ウトロ側(岩尾別)から登るヒトは多く、雪渓には、はっきりとステップが刻まれていて、無雪期よりむしろ登りやすい。
ただ傾斜は急で、締まった雪質もあって、一度滑ればかなりのスピードで落ちる。制御できず、 途中突き出た岩にぶつかったり、岩と雪渓の間に落ちればダメージは大きい。
大沢以上では天候が急変する。強風、霧、低温等、大沢に出た途端の急変に、あわてることもある。事故当時も強風であおられたと聞く。
天候が安定していれば、高度感に恐怖を感じるかもしれないが、多くのヒトが無事通り抜けているように、あわてず慎重に歩けば危険ではない。
ストック(ピッケル)と、アイゼン(軽アイゼン)があれば有効。 6月とは違い、アイゼンまでは必要無いと思うが、今後もストックはあるといい。むしろ装備より、スケジュール優占の登山の方が問題(今回の事故がそうであったかどうかはわからない)。
次の登山者のために、下山時にグリセードなどで雪渓上のステップを壊さないようにしてほしい。
また、今後、雪渓が小さくなると共に、岩場との間の隙間が大きくなり、その雪渓の端に乗って雪渓が崩壊することがある。特に1の岩場・2の岩場は無雪期には5メートル以上の落差があるため、大変危険で、今後特に注意が必要。
-
-
|